発表済みリスト以前「種のタネ」に置いていて、すでに書き終わったものをこちらに。
出来上がるとけっこう変わってますね。
無題C(アスキラ その他) ※完成済→WEB拍手→GALLERY「DAYS」 ――― 「…いい加減にしろ お前等。」 遂にイザークがブチ切れる。 「クラスも違う。加えて生徒会まで忙しくてなかなかキラに会えないんだ。 これくらい良いじゃないか。」 しかし イザークの抗議にアスランはさらりと返した。 「…今年の体育祭はクラスではなく学年対抗ですよ。」 ニコルの言葉に2人は一瞬思考が止まる。 「会長(アスラン)が変えたんです。」 「「どういうコトだ!?」」 「当たり前じゃないですか。何故俺がキラと戦わねばならないんです?」 さも当然のような返答。 ものすごく個人的な動機だが、承認されたあたりが流石である。 「じゃあね。アスラン。」 軽く言って キラは級友たちの所に走っていってしまった。 「キラぁ…」 情けない声でアスランが呟く。 行き場のない手は力無く下がり、肩を落としてうな垂れた。 「…なんだか楽しそうですよねぇ。」 ニコルの追い打ちの言葉にさらに落ち込む。 ――― …アスランの キラ馬鹿なところだけ抜粋(オイ) 1話完結シリーズ形式の、よくある学園モノ。 裏アイドルキラ様を巡る壮絶な戦いの幕が…上がるわけはないです(死) ギャグです。アスランが暴走してます。 人間関係はややこしくはないですが 多すぎて大変です(苦笑) 無題D(キララク) ※完成済→Gallery 「想い」「不安」 ――― 「無理をしなくて良いんですよ。」 「え…?」 「今ならまだ間に合いますよ。言いたいことがあるのではないですか?」 ラクスに珍しく動揺の色が見える。 「私は…」 私、は…… ぐっと力を込めるとその身を翻した。 「キラ…」 「ラクス? どうしたの?」 ――― 最終決戦前って感じで。アスカガver.もありますよ。 SSくらいの長さです。 無題F(キララク&アスカガ) ※完成済→Gallery 「陽春」 ――― 「ラクス母さま!」 数人の子ども達が彼女の足元に駆け寄る。 その子達に目線を合わせるようにしゃがんで、顔所は首を傾げた。 「どうかしましたか?」 「この子、そこで捨てられてたの。飼っても良い?」 1人の少女の腕の中に居たのはまだ小さな子犬。 ラクスは少し考えた。 「まずお父様に聞いてごらんなさい。良いと言われたら私は何も言いませんわ。」 そう言ったら、彼女達は一斉に家の中へと駆けて行った。 「キラ父さま〜!」 奥で返事をする彼の声が聞こえる。 くすりと笑って口元に手を添えた彼女の左手の薬指には、 シルバーのリングが 眩しい太陽の光で輝いていた。 ――― これも戦後予想。実は半年後くらいで。 こっちではアスランも世界の中心ですが。 キラだけは相変わらず表に出ようとはしてません。 もちろんアスラン達も「アスラン父さま」「カガリ母さま」と呼ばれてますv 皆まだ10代なのに(苦笑) 無題G(アスキラ) ※完成済→Gallery「Daydream」 ――― 「早く、連れて行ってくれ…」 苦痛に歪んだ表情を隠すよう俯いてカガリが呟いた。 「もうこれ以上、あんな状態のアスランは見てられない…」 迎えに来たオーブの飛空挺で イザークは最初その言葉の意味が分からなかった。 けれど、それは彼を見てすぐに理解せざるを得なかった。 「いつも守ってもらってばかりだったんだ。」 キラは眠るアスランの髪にそっと触れる。 「だから、今度は僕が守る番。」 僕を自由にしてくれたのは君。 今度は僕の意志で居る場所を選ぶよ。 君の傍。 それが僕が選んだ場所。 「嫌です。僕がアスランの所を去るのは、アスランが僕を拒絶した時だけですから。」 迷いも翳りも無い瞳で、彼は前に居る人物を見据えた。 ――― なにやらイザ様が出張っている話。でもアスキラ。 そして イザ様はとっても良い人です。 30話後、今回はアスランの方に精神崩壊を起こしてもらいました(痛) 無題H(キララク&アスカガ+オリキャラ) ※完成済→Gallery 「KINGDOM」 ――― 「婚約!?」 珍しく感情を表に出して驚いたラクスにキラは苦い表情を向ける。 「父さんも頑張って阻止してくれてたんだけど。周りがそれを許さなくて仕方なく…」 相手も僕らと同じ双子なんだとキラは言った。 そして2人共に婚約したんだと、ため息付きで説明してくれた。 平穏だった学園に現れた嵐の予感。 なんとその婚約者の双子が転校してきたのだ。 カガリがキレるまであと少し… ――― もう1つの学園モノ。 これはシリーズというより1つの話だけかな。ギャグだと思う。 キラカガ双子はラクスとアスランと同じく良い家のお子さんです。 ちなみにアスラクも婚約してたりして。 本人達はそんなの気にせずに違う恋人といちゃついてるけど(笑) 無題L(アスキラ) ※完成済→Gallery 「親友」 ――― 学校から帰ってきて、自分の家の玄関前に佇む人影を見つけた。 「アスラン!」 驚いて駆け寄ったけれど、彼は何の反応も示さなくて。 彼の顔を覗き込んでみる。 その瞳は虚ろで、何も映してはいなかった。 「アスラン…?」 見たこともない彼の様子にキラは少しおろおろする。 そして、握った手が氷のように冷たいことに気づいて慌てた。 「いつからココに居たのさ!? とりあえず中に入って!」 今だ何も言わない彼の背中を押して、キラは無理矢理家の中へ連れて行った。 ――― これも覚え書きで書いたことがある話です。 隠すと言ったあのキラ君の独白のやつです。これが冒頭文。 パラレルなんだけど、時代は深く考えないで下さい。 ちなみにキラは1人暮らし中。 Destiny ※完成済→Gallery 「Destiny」 ――― 僕達、あの時出会わなければ良かったのかな… 出会わなければ、こんな思いをしなくて済んだのかな… 君を、傷つけずに済んだのかな…? 何故…? その問いに言葉は返る。 それが「運命」なのだと。 2人は呼び合い、惹かれあう存在なのだと。 いずれは出会うべき運命にあるのだと。 ――― もし1話でキラとアスランが出会ってなかったら。 知らずに戦っていたら。 でも2人は出会ってしまう運命にあると思ったので。 この文だけだと何がなんだかわからないけれど(苦笑) Final Memoryを聞いてて唐突に浮かびました。
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