「カ〜ガ〜リ〜〜ッ!」
「うげっ ユウナ!」
一通りの挨拶の列も止んで2人してほっとしていたところで、壇上にいる彼女に抱きつか
ん勢いで駆けてくる男を見つけて 思わずカガリは身を引く。
彼の名はユウナ・ロマ・セイランといい、アスハを宗家とする一族の分家の中でも勢力が
大きいセイラン家の一人息子。
個人の能力的には悪くないが、性格的にカガリとは合わないタイプだった。
「おめでとう! 僕のカガ…ッ」
両手を広げてもう少しというところで彼の足がぴたりと止まる。
天敵の出現により、そうせざるを得なかったのだ。
「……それ以上近寄るな。」
いつもの彼からは想像も付かないほどドスのきいた声。
彼はカガリを背に庇うようにして 生クリームが付いたナイフを向けた。
「…相変わらず僕には冷たいね、キラ。」
「隙あらばすぐにカガリに抱きつこうとするような男に どうしたら優しくなんて出来るで
しょう。」
笑顔すらも浮かばない 氷点下の彼を前にして、ユウナは怯むどころか自分はおかしくな
いという態度をとる。
彼からすればキラのこの態度も慣れたものだった。
「良いじゃないか。僕は彼女の婚約者だよ?」
「まだ"候補"でしょう。それで我が物顔なんて勘違いにも程がある。」
"候補"という言葉には流石のユウナも言葉を詰まらせる。
一応最有力候補ではあるが、事実 彼はまだ正式な婚約者ではなかった。
「…今日は引き下がるよ。おめでとう、カガリ。ついでにキラも。」
期待もしていなかったが双子から言葉は返ってこない。
カガリはキラの後ろで見えなかったし、キラはキラで睨み返すだけで。
「次は僕の為にそれを着てもらいたいよ。もちろんこんなお遊びではなく本物をね。」
ある意味捨て台詞のような言葉を残し、今日はあっさりその場を去っていった。
「…ムカつく。」
彼が去った後、開口一番そう言ったのはカガリではなくキラの方だ。
抱きつかれようとしたカガリよりもキラの方が格段に機嫌が悪そうだった。
「なんであんなのが最有力なんだろう。せめてガルドさんなら僕も許せるのに。」
―――ガルド・デル・ホクハ。
彼も分家の婚約者候補の1人であり、また現役軍人でもある真面目な青年だ。
キラは彼女の婚約者候補に一通り会ったことがあるが、その中でキラは彼が一番気に入っ
ていた。
「ガルド? ああ、あいつなら先日辞退すると言ってきたぞ。まぁ 年も離れ過ぎてるから
当然だろうけど。」
彼は現在24歳、18のカガリとは言うほど離れているわけではない。けれど他の候補者
達と比べればやはり差があり過ぎるのは確かで。
自然な流れだと思われたが、それを聞いたキラは何故か不満そうな顔をした。
「えー 彼なら良いかと思えたのに。」
「いずれは破棄するのに関係あるのか?」
キラがラクスを選ぶと決めているようにカガリにもアスランがいる。
20歳までには認められるように と、4人はその為に今まで策を弄してきたのだ。
それから考えると 今のキラの態度はおかしい。
一体お前は誰の味方なんだとカガリが聞けば、彼はあっさりした顔で「だって」と答えた。
「彼なら快く引いてくれそうじゃない? ユウナじゃややこしくなるだけだし。」
そう言われれば確かにキラの言う通りだと思う。
精神的にも大人であるガルドなら、仮に婚約してしまっても 破棄する時に余計な揉め事
もなく済むだろう。
キラがユウナを毛嫌いする理由はその辺りにもあるようだけれど、それを抜いても本気で
嫌っているようだった。
「彼とカガリを結婚させるくらいなら僕がカガリと結婚するよ。」
「―――それは私が困りますわ。」
本気を感じ取ってギョッとするカガリの代わりにその後ろから声がかかる。
ラクス、とキラが振り返れば、彼女は柔らかい笑みをさらに深めた。
「もちろん冗談だよ?」
「半分は本気でしょう?」
誰もが丸め込まれてしまうキラの笑顔もラクスは誤魔化せない。
鋭く返ってくる言葉に、それでもキラは余裕さを崩さず笑顔を彼女に返した。
「2人が結婚する場合の話だよ。そんなことにはならないと分かってるから。ね、アスラ
ン?」
「俺達はその為の努力をしてきたつもりだが?」
ラクスの隣に立つ彼に問えば、彼は当然とばかりに返事する。
自分達の関係を認めてもらおうと 周囲から始めて早4年。4人とも得意だったダンスを
利用して社交界でも広めていった。
悟られないよう徐々に、そして確実に。その年月は伊達じゃない。
「今更無駄にする気はないな。」
「それを聞いて安心したよ。」
キラは満足したように笑うとカガリの隣を離れる。
そしてそのまま数歩前に進み出て 本来の自分の相手であるべき彼女の手を取った。
「早くこの手を1番に取れるようになりたいね。」
「…同感だ。」
共感しながら頷いたアスランもカガリの手を取る。
そんな風にパートナー交換をしてやっと 4人共に落ち着けた。
「今日、ダンスはありますの?」
「最後に1曲だけね。母さんは4人を所望してるけど?」
どう?とキラが楽しげに聞けば ラクスはもちろんと笑って返す。
音はイザーク達に頼んであるし、今日はシホとラスティもいるからきっと楽しいことにな
るだろう。
ついでに この前みたくシンとステラが乱入してきたらもっと面白いのにな と、そんなこ
とも考えた。
「……それまでは自由なんだよな?」
「うん。今から行く?」
不意に思い出したのか、独り言のような呟きを零したのはカガリ。そのまま確認するよう
に視線で問う彼女の意図を知ったキラが尋ねると彼女は頷いた。
「そうする。―――アスラン、お前に紹介したい人がいるんだ。ちょっと来てくれ。」
そう言って突然アスランの手を引く。驚いたのはアスランだ。
「え、な…」
「早く。」
戸惑うアスランにもお構い無し。思い立ったら即行動の彼女にはもうそれしか見えていな
かった。
「だが、」
「良いじゃない。行ってらっしゃい。」
どうしようかと悩むアスランが何か言うのを遮って、キラがにこにこと笑いながら言って
手を振る。
挨拶もすでに済んでいるし、主役の存在も完全に薄れてしまった今なら遠慮する必要もな
いだろう。
それに今日はキラとカガリの誕生日パーティー。ここならアスランとカガリが2人でも言
う人はいないはず。
「じゃ、また後で。」
「うん。時間までには戻ってきてね。」
「もちろんだ。」
別れ際に双子で囁き合って 顔を見合わせくすりと笑う。
それからカガリはアスランの腕を引っ張って 人の波の中に消えて行った。
「どなたでしょう?」
残されたキラとラクスはその場に留まって彼女達が消えた先を見る。
キラは分かっているようだが ラクスの方は彼女がどこへアスランを引っ張って行ったの
か予想がつかなかった。
「ホムラ夫人だって。」
切り分けられたケーキの皿をひとつ彼女に渡してキラが答える。
「この前カガリの屋敷に来られた時に"ポチ"をお気に召されたらしくて。制作者にぜひ会
いたいとおっしゃられていたんだ。」
"ポチ"はアスランが半年ほど前に作ったペットロボだ。
数年で職人芸にまで達した彼が作り上げたその子は毛並みや尻尾の動きまで本物そっくり
で、プレゼントされたカガリもすごく気に入っている。
ちなみに"ポチ"は犬ではなく猫。
命名したのはカガリなのだが、名付けた理由は特になく、ただの直感らしい。
名前を聞いたアスランが どうツッコミを入れるべきか悩んで微妙な表情をしていたのを
キラも覚えている。
「…アスランは工学の道に進む気はないのですね。」
「みたいだよ。パトリックおじさんの後を継ぐのは義務のようなものでもあるけど、でも、
アスラン自身の夢でもあるから。」
興味がないとは一度も言わなかった。
態度や言葉に表すことは滅多にないけれど、彼は彼なりに父親を尊敬している。
だから今進む未来も強制ではなく彼自身が選んだものだ。進学を希望している大学もその
学部も―――それが父親と全く同じ道であることも。
「それならば良いのですわ。ならば私はそれ以上何も言いません。」
安堵したようにラクスが答えるとその話はそこで切り上げた。
そして意識は手元のケーキへと向かう。一口分だけ口に運び、その中であっさり溶ける生
クリームの感触と後味が残らない絶妙な甘さに顔を綻ばせた。
「―――キラ、とても美味しいですわ。アスランとカガリさんにもぜひ食べていただきた
いですわね。」
「じゃあ2人の分は僕らの席に置いておこうか。」
近くのウェイターを呼んで2皿分のケーキを置いてきてくれるように頼む。
そしてキラも自分の分を手に取ると一口目をほお張った。
「―――婚約者から離れて他の男といると変な噂が立ちますよ。」
それが自分達に向けられたものだと気づいた2人は声の方へ同時に振り向く。
そこにいたのは闇のように濃い黒髪の、"紳士"をそのまま表現したような長身の男性だっ
た。
どこかで見たことがある気もするが、キラはすぐには思い出せなくて。
「…まだそんな風に言う人がいるとは思いもしませんでした。」
とりあえず味方ではないと直感した彼は 警戒心も隠さずにじっと相手の瞳を見た。
お祖母様やパトリックおじさんには未だに渋い顔をされているけれど、その2人にも最近
は何も言われていない。
学園でも社交界でもかなり浸透していたし、2年前のフィルゲン家とのこともあって誰も
が4人の味方だったのだ。
だから、世間一般ではラクスはまだアスランの婚約者でも、今日この日にこの場で言われ
るとは予想もしていなかった。
「許されたのは貴方がたがまだ守られた子どもだったから。」
涼しい瞳をしたその男性は 柔らかな声ではっきりとものを言う。
耳を傾ければまるでそれが真実のような、そう思い込んでしまいそうな。そんな力を持つ
声だった。
ただ、ここにいたのはキラとラクス。他人に流されない2人はそう簡単には揺るがない。
「婚約が破棄されれば静かだった貴女の周りもきっと騒がしくなることでしょう。」
今度は何も言わず見つめ返す少女に。そう言って男性はどこまでも紳士的に柔らかく微笑
む。
「行動を起こす時には十分気をつけた方が良い。」
「…ご忠告ありがとうございます。肝に銘じておきますわ。」
彼女にしては珍しく 作った笑みさえも見せずに。
けれど彼はその答えに満足したらしく、「では」と軽く手を上げ挨拶するとその場を去っ
た。
「……ひょっとして 知ってる人?」
彼が遠くへ行ってしまってから ラクスの態度に疑問を持ったキラが尋ねる。
常に笑顔を絶やさない彼女があんな顔を見せるのは 多少なりとも彼女を知っている人に
だけのはずだから。
「ええ。父の古くからの知人で… 私も何度かお話したことがあります。名前は……」
「ギルバート・デュランダル。」
キラの呟きにはっとして、ラクスは彼の顔を見る。
その声の響きがいつになく固かくて驚いたのだ。そして前を見据える彼の表情は声の通り
厳しかった。
「今思い出したよ。なかなかの切れ者と噂の若社長、そしてレイの後見人でもある人だよ
ね。」
世間は狭いと思う。こんな思わぬところで人が繋がっているなんて。
「確かに彼は間違ったことは言っていないし、君の知名度から考えても当然のことだ。」
予想はしている。彼女を知る者はそれこそ不特定多数。
全ての人を納得させられるとは思っていない。
「…でも、面白くないな。」
ぼそりと呟いたそれは本音。
「君は僕の、なのに。」
君は僕の、僕は君の。
ずっと前から決まっているそれを周りにとやかく言われる筋合いはないというのに。
どうして周りは本人達の意思を無視して勝手に騒ぐのだろう。
沸々と込み上げる怒りのやり場に困っていると、ラクスが小さく手招きする。
その意味がよく分からずも、とりあえずそれに従い屈んで顔を近づけた。
「せっかくの誕生日が台なしになりますわ。」
ふふっと笑って いつの間にか寄っていた眉間の皺にふわりと軽いキスをひとつ。
「今はこれで我慢して下さい。」
そう言って彼女はにこりと笑う。
一瞬の出来事にキラはきょとんとしてしまったけれど。
彼女のキスと笑顔、それだけで怒りもどこかへ吹き飛んでしまった。
「ラクス…」
人前じゃなかったら今すぐ抱き締めるのに。
でも今はちょっと我慢。
「ありがとう。」
笑顔で答えると彼女も満足そうにまた微笑んだ。
「…勿体無いよな。」
ホムラ夫人に挨拶をし終わったカガリとアスランは、そのまま2人で外の噴水まで行こう
という話でまとまっていた。
キラ達もたぶん2人で楽しんでいるのだろうし、こっちだって邪魔する気もない。
今のカガリのどこか腑に落ちないという感じのセリフは そこへ向かう途中での言葉だっ
た。
「何が?」
「せっかくそれだけの腕持ってるのにってことだよ。」
ホムラ夫人にもかなり称賛された彼のマイクロユニットの腕。
繊細な動きまで本物そっくりなその技術は そのままにしておいても宝の持ち腐れと言わ
れそうなくらいだ。
けれどそれを聞いたアスランは大袈裟だと苦笑いしただけだった。
「マイクロユニットなら職にしなくてもできるし、俺は趣味で十分満足してるよ。」
父の後を継げばそんな時間などなくなるのかもしれない。けれどそれでもゼロではないの
だし。
それに政治家は趣味ではできないもの。
彼の中にある2つの夢、後悔しない妥協策を選ぶならこれしかなかった。
その道は自分で選び取って決めたのだから全く不満はない。
「お前が良いならそれでも良いん」
「―――カガリ。」
「………ワイドか。」
今度はお前かと、声だけで相手を知ったカガリがウンザリとでも言いたげな目を向ける。
2人きりになるのはもう少し後になりそうだった。
「ワイド…?」
誰だと疑問符を浮かべるアスランに カガリは渋々紹介する。
本当は教えたくない。こいつも一部の事実を除けば嫌いなタイプではないけれど。
「ワイド・ラビ・ナダガ。分家のひとつ、ナダカ家の跡取り息子だ。」
年はカガリの1つ上で、分家の中での家の勢力はそれほど強くないが 個人の能力はおそ
らくトップクラス。
燃える炎のような紅髪と野望に満ちた獣の瞳、己の実力のみでのし上ってきた彼にはユウ
ナには無い何かがある。
―――だからといって カガリがどうなるわけがなかったけれど。
「それと、お前の婚約者候補だというのも忘れんなよ。」
言葉はカガリに向けたものでもその視線はアスランへ向けられている。
それを受けたアスランは表情すらあまり変わらないものの、睨み返す目は十分な威圧感が
あった。
…並の男ならそこで引いたのだろうが、この男は並ではなかったらしい。
「余計なことを…」
「事実だろ。その座を狙ってんのはユウナの奴だけじゃないぜ。」
加えてカガリからも睨まれながらもそれすら全く気にしていない。
効果がないので諦めて、カガリは深く溜め息をついた。
「つーか。フィルゲン家との婚約が決まった時も何も言わなかったくせに 何で急にそんな
んが次々出てくるんだ?」
分家連中が婚約だ何だと言い出したのは2ケ月ほど前からだ。
突然家に押しかけてきて「お見知りおきを…」なんて言われて。
それまでは何もなかったのに一体なんなんだと思わずにはいられなかった。
「それはあいつとの婚約を認めたのがウズミ様だったからさ。当主の言葉に異を唱える奴
はいないだろ。」
いずれカガリが継ぐアスハ一族宗家の長は一族内で絶対的な権力を持つ。
当時の婚約の条件を出したのはカガリだったが、それをウズミが認めたからこそあの条件
も意味を持ったのだ。
それだけの力がある当主という地位を分家が欲しがるのも当然のことだった。
「お前も18になったし、いつまでも恋人ごっこができるなんて思うなよ。」
「…ッ」
"ごっこ"と言われてカッとなり、叫んでしまいそうになるのをアスランが制止する。
見る者から見ればそう言われても仕方のないことだと彼自身思っていたからだ。
「…"ごっこ"かどうかはいずれ分かります。」
「言うじゃん。ま、楽しみにしてるぜ。―――ザラ家の坊ちゃん。」
完全に馬鹿にしきった様子にカガリが再び食ってかかろうとするが、それもまたアスラン
が止める。
"ザラ"の名でカガリを手に入れるのは簡単なことではない。
そんなことは誰に言われなくても自分が一番知っている。
それでも、彼女以外は考えられないから。彼女しか欲しくないから。
―――誰にも譲るつもりはない。
「でも、今の貴方が何と言おうとも、今夜の彼女は俺のものです。」
すっと彼女の腰を引き寄せる。
驚いて真っ赤になるカガリの抗議を受け流して 睨んでくる相手に外用の笑顔を向けた。
「そんなん 誰が決めた?」
「もちろん彼女の"花婿"です。―――それでは俺達はこれで。」
彼が何か言う前に、腕を解くとそのまま彼女の腕を掴んで背を向ける。
これ以上不快な相手と会話をする気などなかった。
「ちょ、アスラン…! 歩くの早……ッ!」
「…ああ、すまない……」
無言でひたすら歩いていたアスランの耳にようやく彼女の声が届く。
謝って足を止めると、やっと人心地ついたようにカガリは大きく息を吐いた。
パーティーのざわめきも遠い中庭の噴水前。
せっかく2人きりになれたのに アスランの心は晴れない。
「? 気分でも悪」
心配そうに顔を覗き込んでくる彼女の言葉も待たずに引き寄せ、何も言わずただ強く抱き
しめる。
「……アスラン…?」
驚くより不思議そうに彼女が尋ねるけれど、それにも返事を返さずに、その代わり回した
腕にさらに力を込めた。
「…もう少し このままで……」
敵は思ったより近くにいた。それも多数。
焦りは禁物だと分かっていても、心は余裕を無くしてゆくばかり。
さっき 彼には余裕のある態度を見せたけれど、あれはただ虚勢を張っただけだ。
「…アスラン、頑張ろうな。」
あと少し、これからずっと好きな人といる為の努力を。
「―――ああ…」
それでも不安は消えずにいる。
壁はあまりに厚過ぎたから。
大人と子供の境界線。
この日を境に、4人の関係も少しずつ変化していくこととなる―――……
END
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ラストはちょっと不穏な空気を垣間見せた18歳の誕生日。そんな感じで。
ちなみにその後 各カップルがラブったのは予想外です。
ワイド出せた! こいつが出したかったんですよ〜
ユウナより断然顔好みだしv(笑) 一番カガリを欲しがってたし。
この人をご存知ない方は刄Aストレイを読んで下さい☆
あんまり重要な役ではないし 負け組ですけど、でもキャラとその設定が好きです。
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