プライベート回線からの呼び出しに応じると、端末の画面によく見知った少年の姿が映る。
 礼儀正しく挨拶をした彼に、いまだ輝き続けるプラントの歌姫はふわりと笑った。

「あら、こんにちわ アカツキ。今日はどうしましたか?」






  聖母〜誓いの言葉〜







 大地の髪色と新緑を映し込んだ瞳の少年は、ラクスにとっては大切な友人の最愛の子ども。
 普段ならその友人である彼の母親も必ず一緒にいて話をするのだが。
 珍しく今日は彼1人。

 だから 彼女に何かあったのかとも思ったのだけれど。
 もしそうなら、誰よりも早く察知して行動しだす"彼"が黙ってはいない。
 その彼は今こちらで通常の執務をこなしているのだから、たぶんそうではないのだろう。


「―――あの、ですね。実はラクス様にお願いがあるんですけど。」

 不思議に思っていると、彼女の疑問に答えるようにアカツキが話を切り出してきた。
 言葉遣いも態度も全く落ち度がないほど礼儀正しいのは周りの教育の賜物だが、ちょっとそこで
 悪戯心が芽生える。
「お姉さんでよろしいですわ。カガリさんもそうなのでしょう?」

 どんな反応をしてくれるのか、そう思って投げかけた言葉。
 その半分は彼を試してみたかったから。

 会う機会の差から、悔しながら仲の良さは少し負けている。
 向こうは一国の元首であるのにそう呼ばれていて。
 一緒に遊んだなんて話を聞くたび羨ましいと思っていた。
 だからまずは呼び方からと思って。
 その期待がもう半分。


「…じゃあ、お姉さんって呼んだらお願い聞いてくれますか?」
 困るかと思ったら、にこりと笑って切り返された。

 こういうところが彼の親達にはないところ。
 ずっと他人に囲まれて育った少年はお願いがとても上手で。
 そんなところもラクスはわりとお気に入りだ。

「あらあら。けれど、貴方のお願いなら無条件で聞きますわ。」
 お姉さんとは呼んで欲しいですけれど。
 そう言えば、彼は嬉しそうに笑ってハイと答えた。



「あのですね、ラクス姉さんにはドレスを1着作ってもらいたいんです。」
 あっさり呼び名を変えた彼は早速本題へと話を移す。
 デザインはお任せしますと言って、彼は色だけを指定してきた。
「……キラの、ですか?」
 すぐにピンときて問い返すと、肯定の意味で笑顔が返る。
「今度の誕生日に驚かせたいんです。」
「そういうことでしたら喜んで。」
 大好きな母親のためにという思いはラクスの心を強く揺さぶった。
 こういう子だからみんなこの子が好きなのだ。
 そしてそれは彼の母親も同じ。
 この母子のためなら何だって協力してやりたいとさえ思う。

「どうせなら派手にしたいですわね。会場は?」
 今回の計画がすっかり気に入ったラクスは、早速ドレスのデザインを傍らでスケッチしながら情
 報を求める。
 ここまで聞けばもうドレスだけの協力じゃ物足りなかった。
「会場はカガリ姉さんが協力してくれるそうです。」
「それは楽しみですわ。」
 きっと一生の思い出になることでしょう、と。

 それから、
 その 10歳らしい素直な発想と それに似合わぬスケールの大きな誕生日プレゼントの話を、2
 人でその後30分ほど続けたのだった。









 ラクスとの回線の後、アカツキは次に別の場所に通信を繋いだ。
 そして自分の父親同然の彼の姿を認めると 自然と肩の力が抜ける。
 …本当は、本当のお父さんだって知ってるけど、母さんが内緒にしてねって言ったから今も呼び
 方は兄さんのままだ。


「兄さんは母さんの誕生日にはこっちにいるんでしょう?」
「もちろんだ。3日前にはそっちに着くよ。」
 彼がこの時期にオーブに行くのは表向きには毎年恒例の会合のため。
 その実、カガリと口裏を合わせて堂々とこちらへ来れる口実にしたというのは 一部だけの秘密
 だ。
「プレゼントは?」
「明後日には用意できるが。」
「だったらついでに買って欲しい物があるんだ。」
 アカツキのお願いになんだ?と優しく微笑む彼の顔が、たった一言の説明の後に固まってしまっ
 たのがおかしくて少し笑ってしまった。


「…ってアカツキ…… "それ"は……」
 さすがに躊躇いがあるのかすぐには了承してくれなかった。
 それを渡すことは"今"の終わりを示していたから。それはキラの負担になる、と。
 アスランもそれが分かっていたから今までそれだけは贈らずにいたのだ。
「兄さんはその意志があるんでしょう?」
 けれどアカツキは躊躇いなんて要らないからと 少し言葉を強くする。
「僕が許してるんだから。ね?」
 見かけは子どものくせに 言葉は相手に否を言わせない。
 一体誰に似たんだか、と、ついに折れたアスランは苦笑いでアカツキのお願いに応えた。

「―――分かった。とびきりのを用意してくるよ。」
 どうせ贈るなら妥協はしたくない。
「! ありがとう!!」
 やっと返ってきた了承の声に アカツキは跳び上がって喜んだ。



 …きっかけが必要だったんだ。
 いつまでもこのままじゃ 母さんも… お父さんも幸せになれないから。

 あのね。
 もう幸せになっても良いんだよ、母さんも。
 僕は母さんが幸せなら幸せだから。










*******










 そして、本人だけが何も知らず訪れた当日。

 準備があるから先に行くとアカツキに言われ、キラは1人で迎えに寄越された車に乗った。


 ……今回は。

 どこかいつもと違う予感がしていた。
 毎年来てくれる、カガリがお気に入りの運転手さんは変わらないけれど。
 隣にアカツキはいないし、昨晩アスランは泊まらなかったし。

 …アスランは、どうしても早急に決めることがあるからと、カガリの屋敷で昨夜も遅くまで話し
 込んでいたらしい。
 当然彼女のところにそのまま滞在している。
 お祝いの言葉は夜中、電話越しで受け取った。



 車はだんだんと内陸の方へと入っていく。
 どうやら今日はいつも呼ばれている海沿いの別荘へ行くのではないらしい。


 ―――市街地から車で約1時間半。

 森の中を進んでたどり着いた先は 麗しき白亜の洋館だった。


















「―――お待ちしていましたわ。」

 通されたのはパーティー会場ではなく クリーム色で壁や家具が統一された控え室で。
 しかし、誰もいないかと思われたそこには先客がいた。


「お久しぶりですわね、キラ。」
 にこりと微笑まれて、一瞬頬に熱が集まる。
 輝きを失わない美貌と気品漂う立ち姿。
 彼女が身に纏うのは 薄桃色のロングワンピース。
 いつもより抑えた服装であるというのに、彼女の存在感は全く損なわれない。

「ラクス!」
 あまり会うことのできない友人との久々の再会。
 嬉しさのあまりに飛びつくと、彼女も応えるように背に腕を回してくれた。
「元気だった?」
「ええ。キラもお元気そうですわね。」
「うん!」

 誕生日は好きだ。
 年を取るとかそういうことに目を瞑れば、遠くの友人や仲間が集まる数少ない機会だから。
 しかもみんな忙しいのに、この日だけは都合をつけて会いにきてくれる。
 同じ誕生日のカガリなんて自分が主役のパーティーは2日ほどずらしてまで祝ってくれるのだ。
 そこまでしてくれるのに嫌いになんてなれるはずがなかった。


「どうぞ、こちらへ。」
 しばしの抱擁の後、身体を離したラクスに手を引かれてキラは隣の部屋に入る。
 奥の部屋は少し小さめで、元は衣装部屋か何かだったのだろう。
 そして入った途端に まずキラの目に入ったのは、中央に置かれた美しいドレスだった。

 たっぷりのドレープが裾まで流れ、レースがふんだんに使われたシルエットは優美さと繊細さを
 表している。
 露出を極力控えているからかそれは見る者に清楚なイメージを与え、胸元に飾られた薄いレース
 のバラの花は可憐に映った。

 驚いたのは、その色が眩しいほどの―――"純白"だったこと。

 息を飲んで立ち尽くすキラに、ラクスは常と変わらぬ笑みを向けた。
「これは私からのプレゼントですわ。どうぞ着てみて下さい。」





「ラクス…? あの、ちょ……」
「さあ座ってくださいな。次はお化粧を致しましょう。」
 あれよという間に着替えさせられ、鏡の前に座らされたキラは慣れた手つきでラクスから化粧を
 施される。
 ラクスは何だかとても楽しそうだったが、何も教えてもらえないキラは ただ戸惑うしかできな
 かった。

 今日は誕生日のはずだ。キラもそのつもりでここに来た。
 でも、これではまるで……

 まだ混乱しているキラをよそに ラクスの準備は手際よく進んでいく。
 結い上げた頭の上にベールがかけられ、さらにその上にティアラが乗せられると、鏡に映った後
 ろのラクスは満足そうに手を打った。
「よくお似合いですわ♪」
「てかラクス… これって……」
 普通のドレスじゃないことはキラにも分かった。
 これは特別な意味を持つ色だ。
 白いドレスとベールとティアラ、そして鏡の向こうにはブーケのような花束。
「ラクスっ ねぇ これは、」

 コンコンッ

「はい。もう入ってもよろしいですわ。」
 再度尋ねようとしたところにドアをノックする音がして、ラクスはそちらに呼びかける。
 仕方なくキラも倣って視線を向けると、自分の息子がひょっこりと顔を出した。

「わぁ! さすがラクス姉さん!」
 キラの姿を見た瞬間に、アカツキは素直に称賛の声を上げる。
 そしてタタッと走り寄ってキラキラと瞳を輝かせながら、"母さんキレイだね"と10歳らしから
 ぬ発言をしてくれた。
 セリフと行動が伴わないのはいつものことだけど 最近ますますアスランに似てきてそう言われ
 るのはなんだか恥ずかしい。
 思わず我が子に赤面してしまったキラを当の息子は首を傾げて見ていたが、自分の役割を思い出
 したのか何も聞かずに傍らに立つラクスの方を見上げた。
「向こうは準備できました、だそうです。」
「分かりましたわ。」
 キラには分からない空気で2人は笑い、ラクスはキラの手を引いて立ち上がらせる。
 ブーケはアカツキが手に取った。

「では、参りましょうか。」










 あそこだよ、とアカツキが指さした扉の前で待つ人がいた。
 彼はキラを見ると軽く手を振ってくる。
 長い裾が邪魔をして早く進めないのをもどかしく思いながら キラはできるだけの早足で彼の元
 へ向かった。
「ムウさん!」
 変わらない笑顔で迎えられて自然とキラの表情も綻ぶ。
 彼もまた滅多に会うことのできない人のひとり。
 今やテトラポリスで地球側の最高責任者となった彼は 公私共にパートナーであるマリューと忙
 しい日々を送っていた。

「ここからは俺がエスコートするぜ。」
 腕を差し出すムウを一瞬きょとんとして見上げたキラだったが、何を待っているのかを知るとふ
 ふっと笑って自分の手を絡ませた。
「マリューさん以外のエスコートはしないんじゃなかったんですか?」
「今日は特別だ。何たって父親役なんだ、誰かに譲る気はないぜ。」
 軽い意地悪で言ったらそんな答えが返ってくる。
 またひとつ増えた疑問を口に出すより早く、内側から重厚な扉が開けられた。





 正面には白い壁にかけられた十字架とステンドグラス。
 そこから差し込む光は天からの祝福のよう。

 見知った顔触れが両脇の長椅子に座り、彼女を拍手で出迎える。
 足元から伸びるのは真っ赤な絨毯で、それは真っすぐ祭壇まで続いていた。

 そして、その先に待つのは―――


「これ…!?」
「"これ"が僕からの誕生日プレゼント。…"ゴッコ"のレベルだけどね。」
 後ろからついて入ったアカツキが彼女の前に立つ。
 驚いているキラの表情が彼には満足できるものだったようで、「成功したみたいだね」と悪戯っ
 ぽく言って笑った。
「母さんは愛されてるね。お願いしたらみんな快く引き受けてくれたよ。」
 誰も否とは言わなかった。むしろ喜んで協力してくれた。
 頼んだのはアカツキだけど、引き受けてくれたのはみんながキラの幸せを願ったからだ。

「でも、僕は…」
 キラの瞳が躊躇いがちに揺れる。

 ずっと憧れていた光景だった。
 望めば本当は手に入ったものだけれど。
 今まで応えらずにいたのは 単に自分の我儘。

「こんな幸せ受け取れない…」
 ちらりと先で待つ彼を見る。
 大好きなあの人の言葉を拒み続けている自分。
 自分と会うことを快く思わない小父さんよりも、これを許せないでいるのは自分自身だ。
「許されないよ、こんな…」
「良いんだよ。今ここにいる人達が許すから。」
 惑うキラをアカツキは優しい言葉で導く。

 ここに集まった人達、大好きな優しい人達。
 ラクスとカガリ、アークエンジェルの仲間、そしてテトラポリスの仲間達。
 決して多くはない数。
 でも、

「母さんが許せなくてもみんなは許すよ。兄さんだけじゃない、僕もみんなも待ってるんだ。」
 泣き出しそうになる彼女に、アカツキはトドメとばかりにふんわり微笑んだ。
「―――これが母さんの夢だったんでしょう?」

 笑顔でそう言ってくれる我が子。
 なんて優しくて良い子に育ったのだろう。
 嬉しくて、可愛くて、愛しくて。
 飛びつくように抱きしめた。

「ありがとう、ありがとう…っ アカツキ、大好きだよ。」

 背中を押してくれた。
 頑固な僕が彼に応えるきっかけを与えてくれた。
 僕の愛しい愛しい大切な宝物。
 本当にありがとう

「…ほら、待ってるよ。」
 アカツキは照れたように少し乱暴に抜け出して、落ちたブーケをキラの手に乗せる。
 そして花嫁が進む道を明け渡した。
「いってらっしゃい。」
「ありがとう。」
 我が子ににっこり微笑むと、キラは彼のところへ行くために顔を上げた。






 純白のウエディングドレスを纏ったキラと同じように彼もまた白いタキシードに身を包み、目の
 前にやってきたキラに優しく微笑んで手を差し出す。
 キラはムウの手を離れ、アスランの手を取ってゆっくりと壇上に上った。


 神父役はカガリだ。
 白いローブを着込んで片手には分厚い本を持っている。
「…オーブ式の宣言で悪いんだけどな。」
 他に知らないんだと苦笑いして、彼女は表情を改めると片手を掲げた。


 朗々と冴え渡るカガリのよく通る声。
 既視感を覚えつつ あの頃とは2人の距離も心境も全く違うものだということが酷く不思議な気
 分にさせる。

「―――今日 ここに婚儀を報告し、またハウメアの許しを得んと、この祭壇の前に進みたる者の
 名は、アスラン・ザラ、そしてキラ・ヤマトか?」
「「はい。」」

 ゴッコ…真似事だとアカツキは言った。
 でも、前にいるのはカガリだと分かっていても緊張してしまう。
 これは結婚式で、待たせ続けたアスランにやっと応えるものでもあるのだから。

「この婚儀を心より願い、また 永久の愛と忠誠を誓うのならば、ハウメアはそなた達の願い 聞
 き届けるであろう。」

 偽りの結婚の誓いをハウメア様が聞き届けてくれるかは分からないけれど、この気持ちだけは嘘
 じゃない。
 君に永久の愛を誓うよ。

「今、改めて問う。互いに誓いし心に偽りはないか?」

「はい。」
「はい。」


 澱みなく紡がれるカガリの宣言ももうすぐ終わりだ。
 軽く目を伏せ、彼女は静かに最後の"言葉"を口に乗せる。


「……今ここに 2人の婚姻を認める。」
 その言葉を聞いた周りからわっと歓声が上がった。




「―――それでは指輪の交換を。」
「え…」
 交換といってもキラは指に何も嵌めていない。
 縛ってしまうからとアスランは1度も指輪だけは贈らなかったから。

「これは俺から。」
 するとアスランはキラの手を引いて スッと薬指に銀のリングを嵌めた。
 ぴったりだということに驚きもしたけれど、彼が指輪をくれたということにもっと驚いてしまっ
 て。
 まじまじと左手を見ていると 彼は右手を返させてそこに対の指輪を乗せた。
「確かに真似事ではあるけれど、俺は本気だから。」
 応えるなら嵌めて欲しいと目で言ってくるアスランはきっと待っている。
 光に反射して輝くリングを1度ぎゅっと握りしめて、微かに震える指先で彼の薬指に通した。
 その時のアスランの嬉しそうな顔はきっと忘れられない。

 ―――長い間、待たせてゴメンね。




「じゃあラストは誓いのキスだな。」
 にまっとカガリがからかうように笑う。
「えぇ!?」
 それはさすがに予定外だと慌てるキラとは対照的に、アスランは了解と彼女のベールを捲ってし
 まった。
「あ、あの、アスラン…っ」
 別に嫌だとかそういうわけじゃないけれど。
 恥ずかしいとか、ここにはアカツキもいるからとか、つまりはやっぱり恥ずかしいわけで。
「アカツキから許しはもらってるよ。」
 少し屈んだアスランの顔がすぐ傍にある。
 キスだってそれ以上だって何度も経験してるのに、どうしてか恥ずかしくて動悸は激しくなって
 しまう。
「ね、ちょっと待、」

「愛してる―――」
 キラの制止の声は聞こえないフリで ふんわりと柔らかいキスが落とされた。














 ―――その後 開かれたカガリの誕生日パーティーで、2人はいつも以上に仲睦まじく人々の目
 に映ったという。
 そして2人の薬指にリングが嵌められていることに気づいた人はけっこう多かったけれど。
 誰も何も聞かずにいてくれた。

 過去の聖母の行動を誰もが知っていたから。
 また2人を引き離すかもしれないようなことを、誰もしようとは思わなかった。




 戦争で引き離された恋人同士があるべき形に戻った日、それは今までの中で最高の誕生日―――








 END


 



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2年越しの念願達成! 聖母キラ誕!!
いつかきっと書きたいと思っていた話です。
そろそろアスランを父親って認めてあげたいなーと。(え、そこなんだ)
誓いのキスの後に予定していた大人のキスはアカツキの前なので控えてもらいました(笑)

本当はこれが最終回になる予定でした。
ここがアスランとキラが行き着くところなんですよ。
これから先もエピソードはちらほら思いついているんですけど、それらは全部アカツキ中心で。
キラとアスランは特に変化もなくて。
安定期というか。これ以上の進展も必要ないほど互いに満足しているんです。
ちなみに結婚式はアカツキが成人する時、とも思ったんですけど、さすがにアスランが可哀想かな、と(苦笑)
この時点でも既に27ですしね… 10年以上もよく待ったな、アスラン…
うちのアスランさんは総じて気が長いようです。

つーかアカツキ…さすがは現プラント最高評議会議長とかつて世界を平和に導いた聖母の息子。
人を使う能力はバッチリですね。
しかもまだ10歳なんですから驚き。将来が恐ろしい子です。



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